2014年7月31日木曜日

7:31:2014 パート422


パート422

2014年7月31日

 

The manuscript of survival – part 422


 

皆さんは舵取りの席につくべく、ずいぶん長い間準備をしてきましたね。つまり、皆さんはこれから、この素晴らしい世界の共同創造主という役割にもう一度つこうとしています。そこで、前述の「創造」というテーマについてもう少し情報をお伝えしましょう。皆さんは明らかにそれとわかるものを見渡せる方向に視線を合わせるべく、ありとあらゆる教えを受けてきました。ですが、もう皆さんのレンズは修正されました。もう一度、その目を核そのものに向ける時がきています。核と言いましたが、文字通り、核のことです。視線の先に騒動、妨害、雑音がもたらされると、重ね重ねそちらに焦点を向けるように訓練されてきました。そのため、その本質を見抜こうと皆さんがたとえ試みても、見透かすことができませんでした。しかし視線のもつれはもう解かれ、煙は外に吐き出されました。皆さんはもう一度、正しい方向に焦点を合わせてゆかねばなりません。

 

いつものごとく私達は比喩で話していますが、そろそろ皆さんは私達の言葉の本質を見抜き、その奥に潜む真実に繋がってゆくことでしょう。皆さんは何度もの人生をありとあらゆる公然の大騒ぎの渦中に身をおきながら過ごしてきました。そういった大騒ぎは、真実から皆さんの目を逸らすために故意に引き起こされてきました。そのため、皆さんは誰かが指を指して見ろ、と言われると、その指が誰の指であるかを見ずに、その指が示す方向を見る習慣がついています。そうやって、あらゆる形で現象のうわべだけを見て、その奥に在る本質に視線が向けられることはありませんでした。ですがこれからは、いままで通りの方向を見るのをやめる必要があります。そして、明らかなものからは目もマインドも逸らすのです。今後は、虚空を見ていただきたいのです。実に、言葉通りの意味でです。人類は、目に見えるものだけが存在し得るという考え方に慣れきっています。そうやって皆さんの世界はなんとか扱いやすく心地良いものとなるよう、小さく縮められてきました。さらに壁をもうけ、実体のないものは壁の外に追いやってきました。ですが、これからはその間に目を向けてゆかねばなりません。そこには無いように見えていても、すべてを可能にしているのは実にそのスペースなのです。

 

以前、1 + = 3 という事実に触れました。今回は、この二つの1の間のスペースに着目してください。このスペースが欠けている部分そのものであり、皆さんからすればこれまでは存在しないように見えていましたが、実は有効な成分です。そして事実、すべてはそれを軸として回転しています。おわかりでしょうか、皆さんの脳はサイズや形、質感や構造、色彩や量といった感覚を通してすべてのものを分類するよう教え込まれています。そのため、その体系に適合しないものはすべて存在などしない、それは単なる「空気」 もしくは「何もない空間」となります。そしてそれは重要ではない、興味の対象とはならないものとして片づけられてきました。しかし、これからは皆さんにここに注目していただきたいのです。なぜなら、そこにこそすべての答えがあるからです。この「何もない空間」 にこそ皆さんが知っているあの生命が生じるのであり、そこでこそすべてが一体となって存在を成すのです。そこでこそ黒と白が結合して火がつくのであり、その火花が火を付け、点がつながって線となり、吸気が呼気となり、内が外と出会い、そうして両者の同時存在が可能となるのです。

 

私達の説明に目が回る人も多くいることでしょうね。ですが、この回転こそが残存している混乱を一掃してくれるはずです。なぜなら皆さんのシステム全体は、推定上からっぽの未知なる領域に入ろうとはせず、まだ昔のままの古くさい道を行ったり来たりしようとしているからです。皆さんは、目に見えるものこそが手に入るものだと考えています。ですが、これからはその逆です。皆さんにはまだ「見え」ないものこそが、皆さんが夢見るすべてを与えてくれます。さらに、それ以上のものまでね。

 

ですから、明らかなものからは目を背けてください。そして、周りにある昔ながらのわかりやすい形やシンボルに巻き込まれないように。代わりに、その間にあるスペースを見つめてください。そうすれば、皆さんの宇宙の構造の実体が見えてきます。皆さんの目に見える物質が重要なのではありません、真に重要なのは、その物質を取り巻いているものです。これが今日のレッスンです。ですから頭を振って、皆さんの周りを、そして内側も外側もよく見てください。そして見た目とおりのものや推測可能なものの奥を見透かし、皆さんの目やマインドにとっては存在しないものを奥深くまで見つめてください。そうすれば、それだけが唯一の方法なのですが、来たるものの形が見えてくることでしょう。それは想像を絶するほどに素晴らしく、無限で比類なく美しいものです。

 

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